冷たく
冷静な
辺りを一瞬にして凍らせてしまうかのような、鋭い一言。
彼の言葉を聞いて、私たちの言動はピタリと止まる。
「…いいの??」
「いいもなにも…
アレが優希の答えなんでしょ?
俺の出る幕はないんじゃないの?」
そういって
彼は一際冷たい視線を向けて、
私の顔をジロリと睨む
そのただならぬ雰囲気にびくっとカラダを震わせると
「ばいばい、優希。
もう…二度と会わないから安心して?」
そう…言い残して
彼はドアの外へと出て行った。
そして…
私の耳の奥には理子のこんな叫びが、まとわりついた。
「ちょ……っ!!
待ちなさいよ、蓮(レン)!!!!!」



