だ…れ、コレ。
目の前には憧れの桐谷仁そっくりの顔立ちをした、男の子
高級そうなスーツに身を包んで、個性的な靴を履いて
着こなしも何もかもがスマートでカッコイイ。
「ちょ…!!超イケメンじゃん!」
「誰!?何者!?」
呆然とした顔で彼を見つめる私に
大騒ぎする、親友達。
なんだろう…
カレには初めて会うはずなのに
どうしてこんなに懐かしい気がするんだろう。
どうして、彼の放った一言が
こんなにも苦しく感じてしまうんだろう…。
沢山の疑問を胸に抱えながら彼を見つめていると
「理子、今日は帰るわ。
呼び出して悪かったな。」
彼は呆れたように笑って、理子の肩をポンと叩いた。
「どうも俺の見込み違いだったみたい。
俺、あんなしょーもないオンナに興味はないし。」



