私は…バカだ
大バカオンナだ
自分のちっぽけなプライドの為に
初めての恋をドブに捨ててしまった。
初めて自分の奥の奥まで
相手の心の奥の奥まで
覗きたい
知りたい
包み込みたい
愛したい
そう思えた人を
自分かわいさに酷い言葉で傷つけた。
「ゴメン、レン……」
私は小さくそうつぶやく
誰よりも愛しい彼に、そう呟く。
目の前にいるのは大好きな彼。
29歳にして初めて恋した、年下の彼。
だけど…後悔はしてない。
こんな終わり方になってしまったけれど、きっと私は彼にいろんなことを教えてもらった。
本当に人を恋しく思う気持ちも
こんなふうに人と向き合う勇気も
きっと彼に出会わなければ知らなかった。



