「悠日」


「ねぇ悠日ってば」


「無視すんな」


悠日はさっきから私が話かけても全て無視



「純血だからって調子に乗るな!」


「痛ってぇな。ふざけんな」


「あんたが無視するからでしょ!」


「で?何だよ」


「これ」



私が指さしたのは耳に光るピアス


「魔女のピアスって何?」


「…………魔女が作った特別なピアス。ヴァンパイアが持つピアスより強力だからな」


悠日はめんどくさそうにだけど答えてくれた