「恋斗様の契約者ですって?」


「ちょっ夏輝さん!?」


右耳を引っ張られ夏輝さんはピアスをまじまじと見つめた



「何が契約者ですの?このピアスは悠日のですわ」


「だから困ってんだ」


「恋斗様!?何がお困りですの?純血様に私達のことが反対されるからですの?」


「だから話を」


「私は絶対純血様に認めてもらいますわ」



相変わらず恋斗のことになると暴走するようだ



「とにかく!このピアスを外してくれ」


なんとか恋斗が夏輝さんに頼めたと思ったら



「嫌ですわ」



即答された