2時間程して



「恋斗………」


夢亜が起きた



「身体痛くないか?」


「んー……少し背中が痛い」


「背中?」



ベッドに座る夢亜に近付き


「冷たっ触らないでよ」


制服をめくり背中を見た


すると



「恥ずかしいから見ないでよ」


「痣になってる」



「え?………あ〜飛ばされた時の」


飛ばされた?


「あいつらに?」


「うん」


怒りが込み上げる


「恋斗!?」


「休んでろ。俺、用事出来たから学校行って来る」


「そんな笑顔で言われても逆に怖い!」


そう叫ぶ夢亜を置いて学校に向かった