「人間が恋斗様に近付くから忠告を」


「俺が頼んだか?」


「………いえ」



「てめぇらが死ぬか?」



女共はバタバタ走り逃げ出した



倒れている夢亜に視線を移すと



「夢亜!?」


苦しそうに息をしていた



肋骨が折れてる



派手にやられたな



夢亜をそっと抱き上げ寮に戻った