「俺は親父の希望で継ぐつもりはない。俺は俺の意思で継いでやる」 「はぁ?」 さすがの親父も顔を歪ませた そりゃそうだろう あれだけ継がないと言っていた俺が継ぐと言いだしたから 「ただし親父のように人間を支配する為でなく 人間との共存を目指す」 そう言い切った瞬間 「ふざけるなよガキが」 親父がキレた 「お前は人間なんかを愛せるのか!?俺は人間が憎い」 親父が人間を支配したがるのは 「人間を愛したからだろ?」