「恋斗…………情報が全くない」 「こっちもだ。揉み消してやがる」 親父に関する情報が全くなかった 「クソ………」 いらつきを抑えながらも諦めずパソコンのキーを叩く 「クソ親父!」 ヤケになりながらキーを叩いた瞬間 「恋斗!それ……」 晴がパソコンの画面を横から覗き込み慌てた様子で俺の背中をバシバシ叩いた 「痛てぇよ!」 「あ、ごめん。でもこれ!」 晴に指を指された画面に視線を移し 「ビンゴ」 俺は勝利を確信した