「そういえば授業何するの?私教科書貰ってない」


「教科書いらないよ」


「は?」


「普通の授業はしないから」



特別寮にいる生徒は私以外ヴァンパイア


クラスも特別寮の生徒と普通の生徒でわけてあるらしい



普通の生徒はヴァンパイアの存在自体知らないようだ



「普通の授業しないって何するの?」


「格闘、妖術、ヴァンパイア学とか」


説明聞いただけでやっていけない気がした



「夢亜ちんは人間だから妖術は見学だけど」


見学出来るなら良かったと胸を撫で下ろした