「夢亜ちん!」


誰かが私を呼ぶ


この呼び方は………



「晴………?」


「恋斗が大変なんだ」



恋斗という言葉に身体が反応する



「何………恋斗がどうしたの!?」


「恋斗に血をあげて………」


「血を…………?」



とにかく来てと言われ私は



「ごめん………行けない」


拒否をした


「夢亜ちん?」


「私は恋斗や悠日の傍にいちゃ駄目なの」


恋斗のお父さんに言われた



「お前が2人の前に姿を現した時恋斗には継承を継いでもらい

悠日は処刑だ」




行ける訳ない…………