急に身体の力が抜けたと思ったら後ろにいたハズのお父さんが消えていた
私は慌てて悠日に駆け寄った
「悠日………悠日………」
身体を揺すっても聞こえてくるのは
息苦しそうな悠日の吐息
「私が………」
「お前のせいじゃない」
恋斗はそう言って抱きしめてくれるが
私が刺した事実は変わらない
恋斗は私を離し落ちていたナイフを拾い
「ナイフに妖術ついてる」
「………だろうな……刺されたぐらいで……んな痛くねぇよ」
ナイフに妖術がついており悠日は自己治癒出来ない状態だ
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