「くっそ………」



「おい!しっかりしろ」



悠日が刺されたと同時に押さえつけていた生徒が離れた


だが悠日は苦しみ立ち上がることすら出来ない状態だった



親父が指を鳴らしたら


「………恋斗?……悠日……悠日!?」


夢亜は急に慌て



「な……にこれ」


持っていたナイフを床に落とした



「わた……しが……刺したの?」


「夢亜!」


「いやぁぁぁ!!」



夢亜は倒れ込み身体を震わせた



「てめぇが操ったのか」


夢亜は親父の妖術によって操られ悠日を刺し



混乱を起こしたようだ