「何がしてぇんだよ」


「お前が素直に継がねぇから」


「俺はトップに立ちたくねぇ………悠日でいいだろ」


俺がトップに立ち悠日が処刑なんて嫌だ



俺のせいで誰かが傷付くなんて嫌なんだよ



「悠日の処刑は決まったことだ」


「ふざけんな!」



「そんなこといつまで言えるかな」


親父がフッと鼻で笑ったと同時に


「夢………亜」


夢亜がいた



「お前………何持って……」


夢亜は両手で



「やめろ………」


ナイフを持ち



「やめろおぉぉ!!」


悠日を刺した