「おい。何処行くんだよ」


俺は来た道を戻ろうとしたら悠日に止められた



だから振り返り



「親父を殴りに行く」


真っ直ぐ悠日の目を見て応えた



「魔界か………俺も行く」


「おぅ」



俺と悠日は魔界へと繋がるゲートを妖術で作り上げ



「行くぞ」


「俺に命令すんなよ」


1歩踏み出した





俺は決心した




親父とどうなろうが


俺が死のうが



夢亜も晴も悠日も



誰も失わせないと



強く誓った