「恋斗………悠日が殺されるって何?」



「夢亜………」



「君が樋口夢亜さんか」


男性は恋斗の手を振り払い私の目の前に立った



「人間を助けるとは………悠日には王族の資格なし」


悠日が私を助けた?



「夢亜!聞くな」


「悠日は純血の血をお前に飲ませ瀕死の状態から助けた。だから王族のトップに立つ資格はない」


悠日が私を助けたから悠日が死ぬの?




私のせい?


「信じるな」


恋斗が叫んでいる



だけど私には届かなかった