直ぐに運ばれていく木葉、

治療室の中に入っていく木葉を見届けると、裕太は近くにあった長椅子に腰を下ろした

暫くして、バタバタと木葉の母親がやって来た

因みに、木葉の父親は数年前に癌で死んでいる


「木葉は!?」
木葉の母親が息を切らして言った

「・・・・分かりません・・・・・突然倒れて・・・」
裕太は少々俯き加減で言った