「木葉!!」
裕太はすぐに駆け寄り、抱き起こす

「鼻血?」

木葉の鼻からは、血が流れている

「なんで倒れたんだ?」
裕太は木葉の額に手を当ててみる

「熱っ・・・・高熱じゃんか・・・・」
裕太の不安は段々と大きくなっていく

「・・・・救急車呼ばないと・・・・」

裕太は、携帯電話を取り出し
ボタンを押し、電話をかけた



数分後、
担架に乗せられ、救急車に乗せられる木葉
裕太も一緒に救急車に乗り込んだ


「鼻出血!!」

「熱は!?」

「41.2℃!!」

「外傷はあるか!?」

隊員の声が救急車の中で飛び交う

やがて、救急車は病院へ到着した