S県 国立病院
105号室
その部屋のドアを、少年が勢い良く開けた
彼の名前は谷村 裕太(タニムラユウタ)
「よっ!
調子はどうだ?木葉」
裕太が、部屋のベッドで本を読んでいる少女に向かって言った
「あっ!ゆー君!!元気だよ!!」
少女は本を閉じ、にっこりと笑って言った
彼女の名前は香月 木葉(カツキコノハ)
裕治の幼なじみである
「はい、お土産」
裕太が鞄の中からお菓子を幾つか取り出して言った
「わぁ~有難う!!」
木葉はキラキラした目でお菓子を見ている
病気とは到底思えない明るさである
しかし、病室に居る以上病人である
彼女の病名は「白血病」
血液の癌と呼ばれる病気
前記の通り、未熟な白血球が、骨髄の中で異常に増殖するため、正常な白血球細胞の増殖が抑えられてしまう病気である
105号室
その部屋のドアを、少年が勢い良く開けた
彼の名前は谷村 裕太(タニムラユウタ)
「よっ!
調子はどうだ?木葉」
裕太が、部屋のベッドで本を読んでいる少女に向かって言った
「あっ!ゆー君!!元気だよ!!」
少女は本を閉じ、にっこりと笑って言った
彼女の名前は香月 木葉(カツキコノハ)
裕治の幼なじみである
「はい、お土産」
裕太が鞄の中からお菓子を幾つか取り出して言った
「わぁ~有難う!!」
木葉はキラキラした目でお菓子を見ている
病気とは到底思えない明るさである
しかし、病室に居る以上病人である
彼女の病名は「白血病」
血液の癌と呼ばれる病気
前記の通り、未熟な白血球が、骨髄の中で異常に増殖するため、正常な白血球細胞の増殖が抑えられてしまう病気である
