散りゆく桜の花びら

なーんか大きな足音が近づいてきたなーと思ったら
ゆー君だった

かなり息切らしてるな・・・・
かなり走って来てるのかな

「ゆー君どうしたの?」
とりあえず心配してみた

かなり焦ってるゆー君を見て何か悟った

「・・・そっか、検査結果聞いたんだね」

私は言った

ゆー君は無言で頷いた

「急性白血病
症状がかなり進んでるから、治すの大変なんだってさ」
抑揚無いな・・・
逆に不安煽るかも・・・

「聞いた・・・・
本当に白血病?」

ゆー君が言った

信じたく無いんだろうなぁ・・・
でも本当の事ははっきり言わないと・・・

「そうだよ」

ゆー君の顔は青ざめた