「俺はっ……、いつまで待てばいい?」
もう待たなくても、いいんだよ。
どんだけバカ正直に待ってるの。
お人好しにも程があるよバカ。
「………レイヤ。」
「…………ん。」
悲しそうに目を伏せたレイヤの頬を撫でる。
普段そんなことしない私に戸惑うレイヤ。
最近戸惑ってばっかだね。
「好きなんて生ぬるい言葉は言わない。」
「な、んで……。」
不安に揺れる瞳。
「愛してるから。」
今日だけ、言葉にしてあげる。
「……エリコ……。」
その代償は高いけどね。
「レイヤは私のこと愛してる?」
「……あ、当たり前や!」
「何が当たり前なの?」
私だけ言葉にするなんて赦さない。
「エリコ、愛してる。」
刹那、触れあう唇。
感じるのはレイヤの温もり。
こうして私たちは、ちゃんとした恋人になった。
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