「……マサヤと仲ええやん?」
困った感じでチラリとこちらの様子を伺う、レイヤ。
「それで?」
私はしっかりレイヤの目を見つめる。
反らさせはしない。
私だけを見ればいい。
もっと妬いて。
もっと縛って……。
最近気付いたけど、私…恋愛にはまると面倒くさい女になるみたい。
「それでって……、と、とにかく! 何楽しそうに話してんねん!」
いや、盛り上がってたのはあんたの話しだったからだし。
「大体なぁ! ほんま、お前、大体なんやねん! 」
髪をわしゃわしゃとするレイヤ。
イライラしてるときのレイヤの癖。
「俺ばっかや……!!」
「………?」
「俺ばっかいつも好きや……、好きなのは俺だけや。」
こんなに好きなのに、彼にはまだ届いてない私の気持ち。
言葉無しでも“好き”を分かって欲しいのは私だけ?
レイヤを一番見てるのは私。
好きなのも私。
愛してるのも私。
こんなに好きなのに、意地を張る私がまだいるの。
今更、どんな言葉で伝えればいい?
“好き”の気持ちが同じじゃ駄目なの?
ねぇ、レイヤ………、
「惚れてへんでも付き合って言ったのは、俺や。もう二年……、二年や。 どうしたら好きになってくれるん?」
彼は知らない。
私がどれだけ惚れているか。
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