そして、バス停についた。 着いた瞬間、バスがちょうど来て、ちょっとラッキー。 乗り込むとあたしと同じ、南校の制服もちらほらいる。 そんなバスの中はもういっぱいいっぱいだ。 なんとか自分が立っていられる場所を見付け、手すりに捕まる。 右におやじ。左におやじ。 この状況に、また吐き気がしてくる。 どうしてこのバスは男ばっかりなんだ?! 視線が痛い。 みんな、私の胸を見ているような気がして、怖くて仕方が無い。