結局、夜までしまじろうの捜査は続いた。

私はコンビニでレジやおでんの入れ替えをしながら、
しまじろうの質問に答え続けた。

正直、鬱陶しい。

でも、その鬱陶しさが恋に繋がったりするの。

だって、私は乙女で少女だもん。

「おかしいな」
そうブツブツ言いながら、しまじろうは私がエスパーである事を証明しようと必死になっている。




だからエスパーじゃないって。