「悠理、急にどうしたの?」

光莉が不思議そうに聞き返した。

「だ、だってもう我慢できなくなっちゃったんだもん」

悠理が、顔を真っ赤に染めて恥ずかしそうに言った。

「んで。どうゆう人なの?」

未來が興味なさそうに聞いた。

「えーとねぇ、年は1つ下なのぉ。どちらかとゆうと、かわいい系かなぁ」

「ほぉ、んじゃ今度会わせてね♪」

光莉がからかうように言った。

「うん!」

「はいはい、そこのリア充女もうだまらっしゃい」

急に割り込んできたのは、毒舌で有名な絢音だった。

「絢音ちゃんひどい!でも確かに充実は、してる♡」

悠理は、泣きそうな顔をして自慢をしていた。
それが気にくわなかったのか、絢音はまた毒舌を吐いた。

「黙れって言ってんだろ?分かんねーのか?この見栄張り女」

「うわ~ん!絢音ちゃんのバカァァアァ」

ついに悠理は泣き出した。

「「あー、よしよし(棒読み)」」

「光莉も未來ひどい!」

今は、思いもしなかったんだよ?
こんな楽しいひと時が、壊れていくなんて・・・。