君と……。






「女の子はもっと優しく扱わなきゃ。」


誰??


そこに立っていたのは黒い髪にスーツを着た若そうな男の人だった。


「……うっさいなぁ…誰だよ御前…」


「うるさいぃ?君、耳大丈夫?僕はそんなに大きい声でしゃべってないよ?」


「黙れぇぇぇ!!!!!」


ちょ待って!
何がおこっている!?


殴りかかったナンパ男の拳を助けてくれた男の人が軽々よけた。



助けてくれた男のひとの圧倒的な勝利。


ナンパ男は逃げて行った。