君と……。






嘘でしょ。


殺そうとしてる。



「聞き分けのない子だなぁ……俺はそんな子を育てた覚えはない!!」



     “死んでしまえ”




「…嘘…嘘嘘嘘嘘嘘嘘……ヤメテ…ヤメテヨ…ヤメ!!」



私は叫びながら玄関に向かった。


ドアノブに手をかけたその時…




  ざっ



背中に痛みを感じた。

声も出ない…
涙も出ない…

笑いが立ち込めてきた。