君と……。






パパは…


私の知ってるパパではない。

私の中で何かが切れた。



「…パパは……パパじゃない!パパなんて嫌い!パパも私のことなんて嫌いでしょ?」


私の口は話すことをやめようとしない。
ただ、思ったことが口から出てきてしまう。


「ママのことも私のことも…嫌いだったんでしょ?愛してなかったんでしょ?」


「……ふざけるな…。」



え?

パパの手には…

包丁があった。



ちょっと…まさか……