「じゅんちゃん……」 「李花、今年も俺とクリスマスを迎えてくれてありがとう」 「うん……来年も再来年も一緒にいよ」 「ああ、ずっとな」 李花が目を閉じた。 部屋は薄暗く、聖なる夜はすぐそこだ…… すると、突然 窓の外からヘリの爆音が聞こえてきた。 「メリーークリスマスー! 淳一! 遊びに来たぞー!!!」 「ゲッ!?」