君が好き。



『...先輩...?』



『ちょっと黙って。
もう少しこのままでいさせて。』



『はい...』



5分ほどが経った。



『...梅木』



『....何ですか?』



『何で、先に帰ったの』



私は、先輩の言葉を思い出した



―正直、ストレス溜まる




『...だって......ぐすっ..』




突然泣き始めた私に、先輩は少し焦っていた




『えっ..ちょっ、どうした?』




『...だって帰り..
先輩待ってた時..、
先..輩が私....ぐすっ...
私と付き合ってると...、
ス...ストレス溜まるって
ぐすっ...言ってるの...聞いちゃって...』




『......いたのかあの時...』
先輩は私をさらに強く抱きしめた



『ごめんな』



『...せん....ぱ、い?』