それでもあなたを愛してました。

「…私のこと、なにも知らないくせに…」





涙が出そうなのをぐっと抑えた。





「知らないよ。だってお前、心開かねぇもん」





「…ん…」





「それに、春枝や、健二だっけ?そいつらがお前を愛してるじゃん。それだけで十分だよ」






先生はふっと笑った。






「じゃあ、もう寝よう。俺はソファで寝るからお前はベッドで寝ろよ」






先生はソファに横になり寝る体制になった。






「っ…。先生…」