「あーーーーーーーっ!」




  私、海道優奈。
悲鳴と共に私は目をさました。




「早くしろよ!!!優奈!!遅れんぞッ」




私を急かしているのは、立川賢人。
 
私の幼なじみ、好青年でスポーツ万能だから女子には相当モテるみたいだけど、私にはわからない。







「どうしよーーーう」

「おい、前髪はねてんぞ」

「あぁぁぁぁ」








こうして、慌ただしく、私の中学校生活2年目が始まったのです。

今日は新クラスの発表!
新しいクラスも仲良しな友達できますように!



「優奈、おまえ何組?」

「えーっと・・・」

「おっ、おれ4組」

「あっ、私も4組だ」



  こうして2年4組での1年間がはじまったのです。