変わらないと思っている場所がある。

誰にも犯されず、

誰にも荒らされず、


誰にも、介入されない


そんな場所がある。





そう、信じていた。





だけど、


だけど、時が過ぎるにつれ

環境が変わるにつれ、


変わらないと信じていた場所が、変わってしまった。





あたし、独りを残して





ただ、その場所が変わらないで欲しかった。

ただ、その場所だけが永遠だった。


他に、永遠と思える物が無かったから。



その場所だけが、あたしの中での変わらないものであり、









永遠と信じていた、場所だったから。