「なぁ親父」





「なんだ?」





「優子さんに俺甘いの苦手なこと教えたか?」





「あっ!!そういえばそうだったな」





「優子!!こいつ甘いの嫌いみたいだから、お茶にしてやってくれないか?」





「あら、そうなの?分ったわ」





キッチンの方からおばさんの声が聞こえてくる。