女なんて嫌いなはずなのに、
あいつの声を聞いてもなんとも思わない。





むしろ心地いいくらいだ。





俺はこっそり席に戻ってそいつの観察をして楽しんだ。





こいつの表情コロコロ変わるから面白ぇ。







―――気に入った。






こいつは他の女と何かが違う。
・・・気がする。





だからだろうか?仲良くしといてもいいか。
そう思ったんだ。