さっきまではムカついてたけど、
おばさんに振り回される親父を想像したら哀れに思えてきた。





「じゃあ、飲み物が揃ったところで冷めないうちに飲んじゃいましょ」





「そうだな。ところで優子、

いつになったら愛流ちゃんに会わせてくれるんだ?」





「あら、そうだったわね。

ミルクティーまで用意してたのに忘れてたわ」





・・・そういうことか。





あのミルクティーは俺のじゃなくて、愛流とかいう女の物だったんだな。





ていうか、お茶飲む前にトイレ行っときたい。