電車のキミ

それから私わ
電車に乗るのが
楽しみになっていた。

電車の窓ガラスから
キミが乗るのをいつも見ていた
車両が違う日は、
わざとトイレにいくフリをして
キミを見に行っていた。

声をかける勇気もない
アドレス交換する勇気もない