……彼女が入学してからの2年半。


私は正直教師として、何か道を違えていたのかもしれない。


けれど、今はもう全て忘れよう。


余計なことを考えるのはやめよう。


きっと全ては今、この時を、君のとなりで歩むために進んできた道なのだから。


私はきっともう二度と


男として道を違えることはないだろう。