エロ男と同居!?

 「んっ・・・っ・・・やっ・・・・・」
 自分の口から出る甘い声に顔が熱くなる。彼はいったん唇を離した。そして私の耳元で囁いた。
 「可愛い・・・」
 その言葉でまた赤面する。
 やばい。頭の中真っ白・・・。そして彼はまた唇を重ねてきた。
 「んんっ!?」
 しっ舌が・・・。舌が入ってる!
 私は一人パニックを起こしていた。彼は平然としてくるのに・・・。
 彼のシャツを握るが力が入らない。
 だんだんと酸素がなくなっていく・・・。
 ちょっ!酸素!酸欠状態だって!そんなことを言葉にしても。
 「ちょっ・・・ん・・・さぁ・・・・んそぉっ・・・・」
 きちんとした言葉にならない。
 やっと離された唇はすぐ酸素を取り入れた。
 「すぅ・・・はぁ・・・すぅ・・・はぁ・・・」
 そして彼がずっとこっちを見ていることに気付いた。
 「なっ何よ・・・」
 さっきのキスのことが浮かんできてまた赤面する。対する彼はクスクス笑っているだけ。ドキンと心臓が跳ねる。かっこいい・・・。でも性格は変態やろう。そう言えば名前聞いてなかったっけ?
 「その・・・あなたの名前は何?」
 彼は整った唇で言う。
 「出雲崇」
 これが最低最悪の出会いだった。