「晴香…場所かえようか…」


憲吾はどうしようもない嫉妬にかられていた。


今すぐ晴香を抱きしめたい…


嫉妬しても、しょうがないことはわかっているけど…


車を静かにはしらせた…


先日寄ったコンビニの駐車場に車を止めると


「晴香~飲み物と軽いものでいいかい?」


「うん…」


車に一人残されると、さっき言ってしまった言葉を晴香は後悔していた。


憲吾に心配をかけることもわかっている。


でも…


もう、自分の気持ちを我慢したまま憲吾に会うのは嫌だった。


憲吾だから本当の気持ちを話したい…


そう思っていたから~