洋服を替えようとしたとき、電話がなった。


世利を起こさないように、静かに電話に出る。


友人の里美からだった。


「晴香~元気?クラス会から全然電話できなくてごめんね。私、色々あって~晴香に相談したくて~今日なんて時間あるかな?」


「こっちこそ、連絡しないでごめんね。今日はちょっと出かける用事があって…」


「そっか~じゃあ、週末晴香の家に行ってもいいかな?ご主人休み?」


「うん、大丈夫よ。」


「連れて行きたい人が他2名ほどいるんだけど…」


「誰?」


「まだわかんないから…きちんと決まったら連絡入れるね」


「わかった。電話まってるね。食事の仕度するから、食べて行って~」


「じゃあまた…」