洗濯をたたんでいると、世利がぐずり始めた。


遊び疲れて眠くなったらしい。


ミルクを飲ますと、スヤスヤと眠りについた。


寝室のクローゼットに服をしまい始めた時、背後に祐輝の気配を感じた。


ドキッとして振り向く…


「晴香~エッチしたかったんだろ~」


背筋に冷たい感じがはしった。


「えっ?大丈夫…別にしたくないよ…」


「いいから…こっち来て」


本気で嫌だった。


憲吾に包まれて、憲吾に癒されている心地よい自分に、祐輝となんて考えられなかった。


でも…


あたし達は夫婦…


ここで拒絶してしまうことで、ミゾはもっと深まる。