憲吾は、晴香に電話してみた。


「晴香~渡したいものと、話しがあるから、昼ランチできるかい?」


「えっ!今日は会えるの~楽しみ…」


「ごめんな…しばらく一人にして、今日は時間あるから、ゆっくりランチしよう…」


「うん!」


「じゃあ、11時すぎに迎えに行くからね~」


「うん!待ってる~」


嬉しそうな晴香の声…自分だって毎日会いたかった。


でも、祐輝の気持ちを考えるとそれはできなくて…


今日から、晴香、世利は自分が守って行かなくてはいけない。


自分と祐輝にしかわからない、男同士の約束があるから…