スパイシーな彼~あなたとの甘く優しい瞬間

時間がないのはわかる…


でも…


答えを求められても…


「祐輝君…いつ向こうに行くんだい?」


「1月後です…」


晴香の父だけは、これから祐輝が言い出そうとしてることを、何となくわかっていた。


晴香への見えないプレゼント…


一度は愛した女性に、男がこんな場所で、晴香のために話しに来る…


気持ちをはっきりさせてからしか、来るはずないと父は思って、胸が痛かった。


それは…晴香の母にも同じことが言えた。


晴香の母も、祐輝の決心が何となくわかっていた…今晴香の気持ちを確かめているんだと思って黙っていた。


若い他の皆に、祐輝の気持ちがわかっただろうか…


祐輝が今晴香に何を求めて…何を考えているのか…伝わっているのだろうか…