スパイシーな彼~あなたとの甘く優しい瞬間

「遅かったね~お仕事ご苦労様~さぁ入って~」


「これ…皆さんで飲んで下さい」


「ありがとう~どうぞ…」


皆は祐輝をどこに座らせるべきか悩んでいた。


晴香の隣には憲吾がいて…向かい側には父が座っていて…


迷わず祐輝は父の隣に…晴香と向かい合うように座った。


「晴香…指どうだい?」


「こんな感じ…」


そう言って、祐輝に右手を差し出した。


「ごめんな…早く治るといいな~」


「3週間位だって…」


「そっかぁ…本当にごめん…」


「祐輝さん~晴香と話すなら、私達どっか行きますけど~」


里美が口を開いた。


里美の横にいる春樹と目があって


「里見ちゃんの本当の彼氏だね~お似合いだ~憲吾君より…」


祐輝の言ってる意味が飲み込めない…嫌味?


「里見ちゃんも彼も、皆がいる前の方がいいよ…皆知ってることだし、晴香が迷ったら、皆で考えてあげてほしいんだ…」