スパイシーな彼~あなたとの甘く優しい瞬間

憲吾が昨日くれたシャンパンをグラスにそそぐ…


「はい!皆グラスを持って~晴香、誕生日おめでとう~」


「おめでとう晴香…」


「先にケーキのろうそく、吹き消す~!見て晴香~」


母が里美と春樹が、特別に注文してくれたというケーキを開いて、驚きの声をあげた。


いちごが、生クリームを隠して、何個乗ってるのだろう~ってくらい、綺麗に並べられて、真ん中にはフルーツがぎっしり詰まっている。


「すごい!」


世利ものぞきこんで、びっくりした顔をしている。


「晴香~いちご、一人じめしていいからね~」


母がろうそくを立てると、憲吾が火をつけてくれる。


皆が声を揃えて歌ってくれた…


「晴香~おめでとう!」


子供にかえった気分だった…嬉しくて…涙がこぼれた。


「ありがとう…皆…ありがとうパパママ…」