スパイシーな彼~あなたとの甘く優しい瞬間

えっ?


そう思った瞬間、憲吾は晴香を下にして起き上がると、顔を見ながら


「晴香~俺寝てると思ったな~」


「いやだ!憲吾起きてたの~」


「起きてたよ…」


晴香の顔をながめながら、髪を優しくなでる憲吾…


晴香が目をつぶると、唇に…首筋に…優しく唇で触れてきて…


左手はからましたまま、憲吾は晴香に触れてゆく…


唇が触れていく中で、晴香が感じるたびに、左手をギュッと握りしめる…


唇が離れると力が抜けて…


憲吾は晴香の微妙な反応を確かめながら、確実に晴香の全てを見て…触れて…


晴香が今まで癒されなかった気持ちを、全部自分が忘れさせて、自分だけの晴香をこれから、ずっと愛し続けよう…


そんな気持ちでいた。


晴香の全身に触れていると、何度も抱きしめたくなって…


小さな頃、食べてしまいたくなるくらい可愛い…と思った気持ちがよみがえる。