スパイシーな彼~あなたとの甘く優しい瞬間

晴香はベッドの中で、憲吾の腕に抱かれながら眠っていた。


部屋は薄暗く、静まりかえった室内。


晴香は、風呂から上がって憲吾がタオルで体を拭いてくれたのは覚えている…


抱いてベッドに運んでくれたのも、ベッドで憲吾に愛されたことも…


でも、その後の記憶があまりない。


疲れていたせいか、眠ってしまったのだろう…


憲吾は、そのあとケーキとシャンパンを冷蔵庫にしまい、部屋を薄暗くして眠りについたのだろう…


晴香が目覚めて、そっと憲吾を見ると、ぐっすり眠っている…


いつもなら、晴香が動くだけで目を覚ますのに、今日はさすがに疲れがたまっていたとみえて、目を覚まさない…


寝顔は小さな頃のままの憲吾に、フフッと声を出して笑うと、寝ているはずの憲吾の手が晴香のネックレスのいちごを触っている…