スパイシーな彼~あなたとの甘く優しい瞬間

「晴香、先に洗うか~ゆっくり入りたいだろう~」


「うん…」


何もしなくても、憲吾は晴香を優しく洗ってくれる…


くすぐったくて…


気持ちよくて…


癒されて…


憲吾が洗い終わるまで、晴香は椅子に座って、ローズを触りながら微笑んで、香りを楽しんでいた。


「晴香~右手つけちゃダメだよ」


「うん~わかってる…」


本当は骨折していたことも忘れていた…すごく嬉しくて、楽しくて…生まれて初めてのドキドキ体験に、全てを忘れていた。


「さぁ~体冷えたね…入ってみてごらん」


憲吾が滑らないように、晴香の左手を取りながら、湯船に入れる…


「少しぬるくなっちゃったね。お湯入れようか~」


フタリで入っても、まだ余裕のある浴槽に、お湯を入れると湯気があがり、香りが風呂に広がる…