スパイシーな彼~あなたとの甘く優しい瞬間

あたしは、また小悪魔に変身していた…


祐輝という夫がいながら、憲吾を愛している。


でも…止めることができないこの感情を、誰にも邪魔されることは嫌だった。


話しの流れで、夫の名前が出るだけでも…


「晴香~ケーキとシャンパン、後にするかぁ~?」


「うん…」


「じゃあ、姫のために用意した、お風呂にでも入りましょうか~」


憲吾はそういうと、晴香を立たせて、優しく服を脱がせてくれる。


「晴香…少し痩せちゃったね~食べて元気にならないとダメだぞ!」


「うん…」


憲吾に服を脱がせてもらう時に、いつも思うことがある。


普通、男女が服を脱がせるという行動を想像すると、どこか艶かしい感じになるはずなのに、憲吾にはそんな気持ちがおきない。